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2024.10.08
スタッフブログ
棟上げが行われました(筑前町)
やっとのことで過ごしやすい季節になってきましたね。
時折吹く風に肌寒ささえ感じます。
きっと今年もあっという間に冬になってしまうのですね。
そんな貴重な、気持ちの良い秋晴れが広がった先週の月曜日、
筑前町の分譲地にて、棟上げが行われました。
並ぶ木材
上棟現場には、前もって木材が並べられています。
雑多に並んでいるように見えるかもしれませんが、
柱に印字された番号(番付)の順番にまとめて置かれています。
番付って?
写真に写った柱の左奥の方に、
うっすら「ち3」と書かれているのがおわかりいただけるでしょうか。
柱一本一本にこうして平仮名と数字の組み合わせの番号が振られています。
これを「番付」といいます。
番付って?②
上棟で組み上げる柱などの木材は、事前に工場などで原材料を切断し、
接合部の加工を施していただいています。
(これをプレカットといいます)
プレカットをしてくださる業者様は、
弊社からお送りした構造図をもとに
上記の写真のような「プレカット図」を作成されます。
そのプレカット図には、横軸と縦軸にそれぞれ
「い、ろ、は、に、ほ、へ、と・・・」
「1、2、3、4、5、6・・・・」
と、番号が振られています。
それぞれの番号が交差する場所にある材料に
「い通りの1番の梁」「ち通りの3番の柱」と、
「番付」と呼ばれる番号を振ります。
効率よく組みあがる柱や梁
先ほどの柱に振られた番号はこの番付だったのですね。
こうすることで、上棟の現場では、柱や梁の位置を間違えずに
効率よく作業することができるのです。
無事に上棟が完了しました
たくさんの大工さんや職人さんのお力で、
この日も無事に上棟が完了しました。
最後に記念にお施主様に屋根の上に上っていただきました。
広大な田園地帯と、吹き抜ける気持ちの良い風とともに、
さわやかなお二人の笑顔が印象的でした。