ブログ
2023.09.29
コラム
共働き世帯の注文住宅に求められること
目次
共働き世帯が一般的になり、共働き・子育て世帯が、生活しやすい家について。
全世帯の70%近くが、何らかの共働き世帯です。
家事にかける時間の使い方から、生活習慣・生活スタイルの変化・便利家電の活用により、家づくりの形も変わってきました。
コロナ禍から、最近では6割くらいの方が『ただいま手洗い』の動線で、リビングに入っています。
【玄関・ホール】
・玄関はいってすぐのただいま手洗い
【キッチン】
・冷凍庫の設置
・ウォーターサーバーの設置
・浄水器
・調理家電の活用
・パントリー
最近特に感じるのは、冷凍庫やウォーターサーバーを設置する家庭が多いことです。
また、食品ストックや調理家電を収納するパントリーを希望する方も増えています。
自分だけの自由な時間を手に入れること
【洗面脱衣室】
・スロップシンクの設置
・室内物干し室・衣類乾燥機の設置
小さいお子さんがいらっしゃる家庭に増えてきました。
3割から4割の方がスロップシンクをつけています。
靴を洗ったり、衣類の付け置き洗いなど便利です。
共働き世帯の8割以上が、室内干しをすることがあります。
最近は、室内物干し室専用の部屋(4割)、そして、衣類乾燥機(2割)をつける方も増えてきています。
【衣類収納】
・個別の収納から、ファミリークローゼットとして、家族全員分の衣類を収納。
特に、洗面脱衣・物干し室・ファミリークローゼットの動線が重要になってきます。
【リビング】
・ロボット掃除機の活用
共働き世帯は増えていますが、家事・育児の負担割合は、圧倒的に女性が多く、名もなき家事まで含めると、食材や消耗品・日用品の買い物は、極力抑え、ストックを収納する場所も必要になってきます。
賃貸や建売とは違い、注文住宅では、ご家族の暮らし方に応じた間取りや動線・収納の工夫と、便利家電(特に、衣類乾燥機・ロボット掃除機・食洗機)を活用することで、家事子育てに追われない自分だけの自由な時間を手に入れることが出来ますよ。